Mie food field guide

美し国の一食を選ぶ三重で、
何を食べる?

海、山、伊勢参り、街道、工業都市。土地の成り立ちまで味わう、今日の昼と夜のためのグルメ案内です。

2026.8.13 木 お盆営業を反映 昼・夜/高級・大衆
S級旅の主目的にできる
A級土地の歴史を食べる
B級地元の日常に入る
松阪牛のすき焼き
松阪牛
海女小屋で焼く魚介
伊勢志摩の海
てこね寿司
志摩の漁師飯
Decide first

今日の結論

迷ったらここから選べば外しにくい4店。緑はお盆営業の公式発表済、橙は通常営業時間ベースです。

お盆営業 発表済
伊勢|昼〜夜

手こね茶屋 本店

てこね寿司と伊勢うどんを一度に。「名物合わせ」で三重感を最短回収。席数が多く家族向きです。

本日 11:00–20:00 通し営業
お盆営業 発表済
松阪|昼・夜

一升びん 宮町店

松阪牛を高級店より気楽に。皿が流れる回転焼肉は子どもにも分かりやすく、旅のイベント感もあります。

一般席 11:00–21:00 LO
通常営業ベース
鳥羽|夜

天びん屋 本店

鳥羽の地魚、貝、海女の釜めし。約180品あり、家族で好みが割れても収まりやすい夜の本命です。

夕食 17:00–21:00 LO
通常営業ベース
鳥羽水族館近く|昼

七越茶屋

徒歩圏で伊勢うどん+てこね寿司。観光動線を崩さず、初めての三重郷土食を一膳で試せます。

昼 11:00–15:00
一食で「三重」を回収手こね茶屋 本店てこね+伊勢うどん。20時まで通し営業。
今日の夜を旅の主役に一升びん 宮町店家族で松阪牛。回転席は16:30から。
鳥羽から動かない天びん屋 本店地魚と貝。今夜は電話してからが堅い。
本日避ける

亀八食堂/海女小屋はちまんかまど/前島食堂

亀八食堂は8月13日休業、はちまんかまどは8月13〜15日休業、前島食堂は第2木曜休です。新玉亭は8月11〜16日、食堂は11:00〜14:00のみで、夜は予約済みテイクアウトの受け渡しだけです。

Destination dishes

S級|この一食が旅になる

S
松阪牛のすき焼き
松阪すき焼き・焼肉
写真:観光三重

松阪牛

同じ肉でも、店の格と料理で体験が変わる

由来

江戸期に但馬系の雌牛が農耕用として松阪周辺へ入り、明治の肉食普及後に肉質が評価されました。現在は一頭ごとの血統・肥育履歴まで管理される、産地の技術そのものです。

脂の融点が低い甘い香りすき焼きが王道焼肉なら気軽
和田金 本日予約受付
¥¥¥¥
仲居が焼く寿き焼。建物・器・所作まで含めた「松阪肉の儀式」。空席は電話確認。
平日 11:30〜19:00最終入店
牛銀本店
¥¥¥¥
明治35年創業。城下町の個室座敷ですき焼き。老舗らしさを重視するなら和田金と双璧。
11:00〜20:00/最終入店18:30
松阪まるよし 鎌田本店
¥¥¥
精肉店直営。ステーキ、すき焼き、肉鍋まで選びやすく、老舗高級店より家族利用しやすい。
11:00〜21:30/8月6〜18日無休
一升びん 宮町店 お盆営業
¥¥¥
回転焼肉で好きな部位を少量ずつ。松阪牛の入口として最も気軽で、子ども連れにも楽しい。
一般席 11:00〜21:00 LO
洋食屋 牛銀
¥¥
牛銀の隣で、ハヤシライス、カツ丼、ハンバーグ。松阪の「肉洋食」を大衆価格側から。
11:00〜16:00/17:00〜19:30
海女小屋で鮑や貝を炭火焼きにする様子
鳥羽・志摩夏は鮑
写真:観光三重

夏の伊勢志摩海鮮

鮑・サザエ・地魚を、炭火かフレンチで

由来

リアス海岸と岩礁、黒潮と伊勢湾の水が育てる海産物。海女漁は素潜りで資源を選びながら採る文化で、夏の鮑はその象徴です。

伊勢えび狙いの注意:8月13日は県内の禁漁期。提供品が「三重で今日揚がった伊勢えび」とは限りません。旬を優先するなら鮑・サザエを。
ラ・メール ザ クラシック
¥¥¥¥
志摩観光ホテル伝統の海の幸フランス料理。鮑ステーキや伊勢海老クリームスープを文化として味わう。
夕食 17:30〜21:00/¥21,000〜
鳥羽国際ホテル シーホース
¥¥¥¥
鳥羽湾を眺める王道ホテルダイニング。街着で入りやすく、鳥羽で海鮮を上品に食べたい夜向き。
夕食 17:30〜22:00/二部制
さとうみ庵
¥¥¥
海女さんが目の前で炭火焼き。基本体験に夏の鮑オプションを足すのが季節に合います。予約前提。
11:00〜20:30/最終入店19:00
天びん屋 本店
¥¥
地魚・貝・会席・釜めしまで約180品。高級食材を単品で足し、家族全員の食べたい物を合わせられます。
11:30〜14:00/17:00〜21:00 LO
黒潮ダイニング パールロード店
¥¥
海鮮丼を豪快に。高級店の対極で「目で楽しい」昼食。夕方17時までなのでランチ専用です。
食事 8:30〜/17:00閉店
Cultural staples

A級|土地の歴史を食べる

A
カツオのてこね寿司写真:観光三重

てこね寿司

甘辛い醤油ダレのカツオを酢飯へ。薬味と海苔で、見た目よりさっぱり食べられます。

漁師の合理:船上で獲れたカツオを切り、飯と醤油を手で混ぜた即席飯が原型。志摩の漁師料理がおもてなし料理になりました。
すし久五十鈴川沿いの古い旅籠建築。料理と空間をセットで。11:00–17:00
手こね茶屋 本店伊勢うどんとの名物合わせ。今日は20時まで。本日◎
七越茶屋鳥羽水族館徒歩圏。昼の動線が最強。地図
太く柔らかな伊勢うどん写真:観光三重

伊勢うどん

極太の柔らかい麺を、たまり醤油とだしの黒いタレに絡めます。濃そうに見えて塩辛くありません。

参宮客を待たせない:江戸の伊勢参りで、常にゆで続けた麺へタレを掛けてすぐ出せる店が発達。食べ方は古く、「伊勢うどん」の統一名は1972年からです。
ふくすけおかげ横丁の縁台で食べる王道。食べ歩き感重視。10:00–17:00
手こね茶屋 本店自家製麺・自家製タレ。単品550円、名物合わせあり。メニュー
七越茶屋創業50余年のうどん屋。てこねとの膳が便利。公式
香ばしく焼いたうなぎ丼
炭火・濃いめのタレ
写真:観光三重

津のうなぎ

高級食というより、市民のごちそう

由来

戦前の津には200を超える養鰻業者がいたとされます。養殖池が消えた後も食文化は残り、家族ごとにひいきの店があるほど。比較的手頃で、表面を香ばしく焼く店が多いのも津らしさです。

新玉亭 本日は昼のみ
¥¥
1890年創業。辛口寄りのタレと炭火。名物の中盛はご飯量が非常に多いので、初回は普通盛りが安全。
本日 食堂11:00〜14:00
はし家
¥¥
津の人が推す定番。ほどよく辛めのタレ、炭火、伊賀米・一志米。子どもメニューあり。
11:00〜14:00/16:30〜20:00
大観亭 西口店
¥¥
津駅西口すぐ。50年以上継ぎ足す甘めのタレで、電車前後や移動途中に組み込みやすい。
駅前の実用派
Local soul food

B級|茶色い旨さは土地の記憶

B
味噌だれで焼く松阪鶏焼き肉写真:観光三重

松阪鶏焼き肉

赤味噌+にんにくを絡め、網で煙ごと焼く。牛の町で日常的に食べられているのはこちらです。

養鶏の始末から名物へ:卵を産まなくなった親鶏をおいしく食べるため、味噌だれで網焼きにした習慣が始まり。噛むほど旨い「ひね」も試したい。
とりいち 本店松阪IC約3分。若鶏・ひね・味噌だれの基準点。夜20時まで
トリユウ部位が多く、濃厚だれ。11:30〜20:00の通し営業。地図
前島食堂代表的老舗。ただし本日は第2木曜で休み。別日に
厚切り豚肉とキャベツの四日市とんてき写真:観光三重

四日市とんてき

厚切り豚、丸ごとにんにく、濃厚ソース、山盛りキャベツ。ご飯が進む工業都市の元気飯です。

戦後の街のスタミナ食:中華料理店「來來憲」の看板料理から広がり、働く街・四日市に定着。グローブ状の切れ目が象徴です。
まつもとの來來憲250gの大とんてき。予約不可、昭和の食堂感。木曜営業
隆座肉の柔らかさとキャベツの山。ただし水・木休。本日休
一楽駅近の大衆中華。こちらも木曜定休。地図
大きな揚げ餃子の津ぎょうざ写真:観光三重

津ぎょうざ

直径15cmの皮で具を包んだ、通常の約3個分の大きな揚げ餃子。皮のバリッとした食感が主役です。

1985年頃の学校給食:栄養と楽しさを一品に詰め、調理員の包む手間も減らすため巨大化。卒業後に食べられない「思い出の給食」が街の名物になりました。
いたろう津ぎょうざ普及の代表格。肉汁多め、ラーメンと。地図
氷花餃子 津新町店夜23:30まで。家族で中華と一緒に頼みやすい。無休
道の駅 津かわげ移動中に買いやすい。津ぎょうざドッグも。〜19時
肉と野菜を赤味噌で炒めた亀山みそ焼きうどん写真:観光三重

亀山みそ焼きうどん

肉・キャベツ・もやしを赤味噌だれで鉄板焼きし、うどんで締める。焼うどんというより「味噌焼肉+締め」です。

国道1号のトラック飯:鈴鹿峠前の焼肉店で、運転手がホルモン焼きの残りだれへうどんを投入。交通の要衝らしい腹持ち料理です。
亀八食堂代表店だが、本日8月13日は公式休業日。本日休
川森食堂昭和35年創業の大衆食堂。木曜は通常11:00〜21:00。お盆は電話
びっくりや焼肉からうどんを入れる現地式。昭和の空気ごと。地図
North & deep south

南北まで見ると、三重はもっと濃い

今日の鳥羽・伊勢動線からは遠いものの、県全体の名物として外せない三品です。

焼きはまぐり

桑名の蛤|A級

江戸時代から「その手は桑名の焼き蛤」と知られた街道名物。歌行燈本店なら本日も11時〜21時、老舗ながら入りやすい。

姿のまま作るさんま寿司

東紀州のさんま寿司|A級

脂の少ない熊野灘のさんまを塩と柑橘酢で締める祝いの寿司。尾鷲の「おとと」「さんき茶屋」が実用的。

高菜でご飯を包んだめはり寿司

熊野のめはり寿司|B級

山仕事の弁当。大きくて目を見張る姿が名の由来。道の駅紀宝町ウミガメ公園なら年中無休で試しやすい。

Sweet finish

別腹までが伊勢

食後か移動中に一品。8月なら赤福餅だけで終わらせない選択があります。

赤福氷

抹茶蜜のかき氷の中に、氷向けに作った餡と餅。2026年は4月18日から販売中。内宮前・外宮前などで17時頃まで。

販売店を見る
へんば餅

宮川の手前で馬を返した「返馬所」が名の由来。平たく焼いた餅とこし餡で、赤福より香ばしい方向です。

由来と店舗
シェル・レーヌ

真珠貝をかたどった鳥羽の焼菓子。旅の景色とつながる土産なら、箱菓子の中でも三重感が明快です。

ブランカ公式
¥ 〜1,500円¥¥ 1,500〜3,500円¥¥¥ 3,500〜8,000円¥¥¥¥ 8,000円〜1人・飲み物別のおおよその目安
出典・営業時間確認先(2026年8月13日確認)

今日の営業・季節

料理の由来

写真

営業時間は公式発表・公式掲載を優先しています。通常営業時間ベースの店は、お盆の臨時変更、売切れ、受付終了があり得ます。出発前の電話確認を推奨します。S/A/Bは価格や店の優劣ではなく、「三重らしさ×旅の満足度」で分類しています。